(前略)言いたいことは、職場に飛び込んだ初日に未経験者でも簡単にこなせるような「仕事」などと いうものはおそらくなく、それゆえ「自分は、いずれこの作業を無難にこなせるようになり、ここの 人たちともうまくやっていける」と感じることに実は根拠がなく、それでも多くの人たちはそう信じ て、現実にその未知へのダイブを遂行している、という事実である。 ではなぜ、多くの人たちは根拠もなく「できるさ」と思えるのかと言えば、それは「やったことが なかったけど、やってみたらできた」という成功体験を生育過程で育んできたからだろう。その機会 は、家庭・地域・学校・以前の職場のどこか、またはそのすべてでくり返し提供されてきたはずであ る。逆に言えば、そのような機会に恵まれなかった人がどうがんばっても「できるさ」とは到底思え なかったとしても、それほど不思議でも奇妙でも、またありえないことでもない。(後略) http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20070524/p1