神奈川県警多摩署は1日までに、携帯電話を店舗外壁のコンセントに無断でつなぎ、 電気を盗んだとして、窃盗の疑いで横浜市鶴見区の男子大学生(20)を、 約2時間にわたり取り調べた。 送検しないで微罪処分とし刑事手続きを終えた。 同署によると、被害額は5銭。 大学生は「路上に座り込み携帯で彼女と話していたら電池が切れた。 近くにあったコンセントを使ってしまった」と話したという。 調べでは、大学生は5月11日午後10時45分ごろ、川崎市多摩区登戸で、 パン店の外壁にある看板用コンセントに携帯電話の充電器を差し込み、 携帯電話とつないで約30分間通話し、電気約0.005キロワットを盗んだ疑い。通行人が110番した。