何が問題なのですか? 答え: 両生類、特にカエルはこの感染に弱く、胞子100個程度の感染で発症します。 このため、世界中で猛威をふるっており、中米のパナマでは、ツボカビが侵入してから僅か2ヶ月の間に地域のカエル集団が全滅したという報告もあります。 また、これまでに北中南米、アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、欧州と世界中で確認されています。 現在では、このツボカビ症が、地球規模で進行している両生類の劇的な生息数の減少や絶滅をもたらしている主な原因の一つではないかと考えられています。 答え: ツボカビは、動物に寄生していなくても、野外で長いときには7週間も生き続けます。 そして、カエルなどの動物が近くに来ると再び感染します。 一旦、野外にツボカビがはびこると、環境中からツボカビを取り除くことは不可能です。←(★ここ重要) このため、世界中でいろいろな対策がとられている現在でも、相変わらず猛威を振るい続けています。