>  2007/06/22 (金) 08:55:02        [qwerty]
> > 僕もシリーズの監督に挑戦して、それが3話目、4話目ともなると、劇場の監督とのシステムの違いなどにも気がついてきます。
> > その中で、これは劇場にはない魅力だなと思ったのが、制作進行さんの姿です。
> > 制作進行さんというのは、シリーズ全体を統括するプロデューサーや制作デスクの下で、各話を切り盛りする制作スタッフの下っ端です。
> > 下っ端などと言ってごめんなさい。でも、劇場作品では、この進行というのが何人かいて、プロデューサーやデスクの指示を受けて動く、下っ端というのが分かりやすいんです。
> > でも、テレビシリーズでは制作進行は1話に1人です。原画さんや作監さんの仕事の回収とか、カッティング素材のコピーに追われ徹夜続きという部分では
> > 下っ端扱い(多分給料も安い)なのですが、1話につきピンで立つので、一人で一本完成させるという達成感があるようです。
> > 自分の回の出来がよければ得意になり、出来が悪ければ恥じるといったこともある。演出や作監と同じ一面があります。
> > 僕も最初はこの話数の演出さんと作監さんは誰だろう?と、主にそのふたりの出来で、仕上がりを読んでいたのですが、
> > 最近では進行はどんな奴か?にも目を配るようになりました。進行の目に輝きがあれば、質も上がると考えます。
> > 特に今、スケジュールがずれ込んで危機的な状況の中で、その傾向はより顕著と言えます。
> > 制作進行は下っ端すぎる(;´Д`)
> こんな下っ端の事をちょっとだけでも見てる物好きが居たのか(;´Д`)

このミスはなぜだ?原因は原画か?動画か?仕上げか?という判断が必要になった時、あらゆる部署に精通してるのは演出より進行です。
ラッシュを繰り返すうち、進行は内容にも精通してくる。演出よりも先に画面のミスを見つけたり出来る。
僕もそれが分かってきて、内容について確かめたい案件があると、演出ではなく進行に聞くほうが早い、という判断をすることもあります。
ただ、所詮は下っ端なので、エンドクレジットでも制作陣の中で名前が出るのが最後です。
ただ、プロデューサーの永井さんによれば、進行はすべての制作過程を最後まで見届けるから、
名前も最後に出すんだと、逆にそれを誇りにしているというのは、ちょっといい話でした。

下っ端の仕事でも感謝されてるんだから貴殿も誇りを持つといいよ(;´Д`)

参考:2007/06/22(金)08時47分57秒