2007/06/26 (火) 17:06:01        [qwerty]
俺の知ってるホフスタッタ作の易しい例え話では

あるところにカニ君が居ました
そこへオーディオ機器のセールスマンがやってきました
セールスマン曰く
「このオーディオセットなら出せない音はありません」
カニ君は喜んでそのオーディオセットを買いました
カニ君の自慢話を聞いた、イタズラ好きのカメ君がある日CDを手にカニ君の家へやってきました

亀「たいそう凄いオーディオマシンだね」
蟹「そうさ、どんな音でも出せるようになってるのが自慢なんだ」
亀「じゃあこのCDを掛けてみてくれないか」
蟹「おやすい御用だよ」
とカメ君の持ってきたCDを掛けてみると
スピーカーから音符が二、三個飛び出したかと思うと
オーディオセットが壊れてしまいました
蟹「おかしいな?壊れてしまったよ」
亀「実は今持ってきたCDは僕がカニ君のオーディオマシンを壊す音が出るように作ったものなんだ」
蟹「随分酷いことをするな…じゃあ今度はもっと良いのを買おう

カニ君は再びセールスマンと合いもっと良いオーディオセットを買いました
蟹「このオーディオはどんな音でも出せる、だから前のように音で壊れる事はないはずだ」
しかしカメ君の持ってきたCDを掛けるとたちまち壊されてしまいました
カニ君は
「このオーディオはどんな音でも出せる、出せない音はない」
「故にオーディオを壊してしまう音まで出せてしまう」
という矛盾に気付いていなかったのです

翌日、イタズラ好きだった亀君の遺体が六本木のスナックの道路脇で発見されました
重要参考人としてカニ君が警察署へと連れて行かれましたとさ