友人の島本和彦先生が代アニで講演したときの話です。(その時は自分は後ろで聞いていました。) もちろん講演を聴きに来ている生徒は、島本先生のコトが好きで興味がある人ばかりと思っていました。もちろん代アニの先生方も…。 ところが質問を求めた時、一人の生徒がこう言ったのです。 「先生は仮面ライダーとかウルトラマンとか他人が作ったキャラクターを使って漫画を描いていたりしますが、 漫画家としてのプライドはないんですか?」 と。 これに関しては代アニの先生方も一瞬真っ青になって、自分も驚きました(…でも、言える立場かどうかも判らないのかね(苦笑))。 緊迫した空気の中、伝説的なセリフが島本先生の口から出たのです! 「…君は…、羨ましいんだね!」 言われた生徒は赤面。 とたんにしどろもどろになり「え、いや、その…」とかになり。 先生は 「うんうん、そうだろうそうだろう、君も頑張れば、ボクみたいに好きだった作品を自分で描くことが出来るから頑張れよ!」 と締めて…。