>  2007/08/14 (火) 23:14:32        [qwerty]
> 自宅に帰ると妹がにこにこして出迎えてくれる。 
> 「小腸の炒飯詰めをソーセージの要領でやれば mplayerが再生され、大の字になった状態での、 
> 集団なんか変な感じに近い状態ではー」 
> 相変わらず何を言ってるのかわからないが、たぶん僕を歓迎してくれているのだろう。 
> 彼女はなにらやうれしげに「めるははめはれけ゜れけれけれれはれははれめろめろ」と言いながら、僕の鞄と上着を受け取った。 
> 彼女がこうなってしまったのはたしか一ヶ月前だっただろうか。妹は料理中にこんなことを口走った。 
> 「完全に冷めたら、砂糖を 15g加えて、半分くらい混ざったところで、炒飯サンは、もう二三人です」 
> 僕はあわてて料理をやめさせ、彼女を休ませた。 
> 妹は何故自分が料理をやめさせられたのか理解できないような表情だったが、それ以来、彼女の言葉は理解不能になった。 
> 彼女は言っていることが意味不明なだけで、思考自体はまともなようなので、最近はあまり僕も気にしていない。 
> もともと安物だから、というのもある。とっくに寿命は過ぎているわけだし、 
> 料理専門のアンドロイドに家事全般をやらせているんだから過負荷がかかってるのは分かっている。 
> とは言っても………。料理中に「おーいスティーブ!
> 溶かしバターがないじゃないかー!」とか鼻歌混じりで歌われると、 
> いったい何を食わされるのか非常に不安になる。


参考:2007/08/14(火)23時11分58秒