>  2007/08/18 (土) 22:11:11        [qwerty]
> 「朝のホームルームに登校中にぶつかった美少女が転校生であることが判明して
> 主人公の隣の席に座ることになるシーン」
> という条件設定のみを守ってこの場面を住人がそれぞれアプするというのはどうか
> ぶつかるところから書くと結構長いのでホームルームの場面だけ
> できるだけ自分の得意なやり方でヽ(´ー`)ノ自分なりの色もつけて

シュタタタタタタタタタタタタ……プニョズーン
遅刻寸前の俺の股間に突如ぶつかったひたすら柔らかく暖かく弾力のある何か
しかも加速度付き
……Oh!パイズリ!
違う。こんなことはどうでも良い。妄想は……いかんいかん
「痛いわねー!アンタどこ見てんのさ!このシュロチン!」
尻餅をついたまま怒鳴っている子供がいた。ただ、一部分だけは妙に発育している。
F……いやG?!どう見ても不釣り合いな乳房だ
なるほど、これが当たったのならば柔らかかろう。ポムニョーンだ、ポムニョーン。
スッキリとした足首には紺のソックス。
M字型に広げられた白い白い太ももの奥にはうっすらピンクのパンツ。
ピンクの布は汗のせいか股間にちょっと張り付いている。具の色もピンクなのかな……
「聞いてんの?!あんた脳みそ腐ってんじゃないの?!唐辛子突っ込んでやろうか!!」
……
「……どこ見てんのさ! あっ!あんたさては痴漢なんでしょ!
チーカーンー!最近の痴漢は詰め襟なんて着るの?!図々しい!
おっまわりさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」
Oh シット
「誰が痴漢だ!お前が勝手に俺の股間に走り込んできたんだろうが!
っていうか汚いパンツ隠せ!この淫乱女!ピンクパンツ!」
「ギャー!誰がパンツの色まで言えって言ったのさ!死ね!壊れチンコ!」
「女がチンコチンコ言うな!大体なんだ!最初のシュロチンコってのぁ!」
「アンタのチンコなんてシュローンとして全然元気になんないんでしょ?!
あたしわかるんだよ!この産業廃棄物チンコ!」
「がー!チンコチンコチンコとうっさい!
……えーい!痴女に構ってたら遅刻するわっ!死ね!変態!食い込みパンツ!」
ジュバッ!しゃにむにスカートを押さえ込んで痴女が黙る。顔色が明らかにおかしい。
よし!チャンスだ!こんな痴女からはとっとと逃げよう!
こんなのとやり合ってたら近所のオバハンに警察に突き出される。
「高屋さんとこのお坊ちゃんは朝から痴漢行為をしてたんでざぁすのよ」と
井戸端会議のネタにされるのがオチだ
「じゃーな!ガキ!俺は忙しいんだよ!小学校でパンツのはき方教えて貰え!」
「ウガーギギョニゲロッグパァ!」
もう何を言っているのかわからない。痴女には痴女語というものがあるらしい。
……必死に走ったが案の定遅刻。
「高屋は何をやっとるんだ。朝からたるんだ顔をしおってからに。
そもそも社会のルールを守れん奴がどんな大人になろうってんだ……」
生徒指導のオッサン教師がもう256回は言ったであろう説教を繰り返す。
痴女のせいで遅刻したんだといってやりたかったが、
それを言うと今度はもっとうるさい校長の所へ連れて行かれそうなので止めた。
「しかし最近の生徒はなっとらん。今日編入を予定しておる生徒もまだ登校してこん!
全くこんな生徒は受け入れるなとあれほど言ったのに……」
OiOi!八つ当たりかよ!
オッサンから反省文の用紙を受け取り教室に入った。もう慣れっこだ。
『遅れましたごめんなさいもうしません』。サラサラと書いて机にしまった。
1時間目終了後の休み時間。担任に反省文を渡すため職員室へ。
文句は言われるだろうが奴は無気力教師だ。そこで終わりだろう。
「おう、お前良いところに来た。この子を連れて教室行っててくれ。
次の時間俺の授業だろ?そこで紹介やっちゃうわ。この子転校生な。
席はお前の隣にすっから倉庫から椅子と机持ってきておいてくれ。じゃあー頼んだぞ」
この子って誰よ…………見覚えのある足首……膝小僧……乳
おーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!あの痴女かよ!マイガッ!
「ゴワッギャーーーーー!痴漢男!」。職員室に痴女の声が響き渡る。
「おうなんだ高屋、聞き捨てならないな?それとも知り合いだったか?
それなら良かった、こいつの面倒見てやってくれな。茶飲んだら行くわ。」
……担任が無気力教師で良かったと今日ほど思ったことはない。
他の教員に文句を言われる前にさっさと職員室を出た。
「行くぞっ!ピンパン!」。「ピンパン言うな!」。
職員室から教室までの廊下をこんなに長いと思ったことはない。
ちょっと距離を置いて歩いたが、183cmの俺と40cmは違いそうだ。
胸まで頭が来ない……この痴女というかチビ女。
「あんたアタシのことチビだと思ってんでしょ」
「見たまんまじゃねぇか。思うなって方が無理だこのピンクパンツ」
「しつこい!学校の中でしょ?!パンツパンツ言わないでよ!」
「じゃあ天下の往来でチンコチンコチンコチンコチンコというのは良いのかよ」
「うっさい!!」
教室に入っても罵り合う俺らを遠巻きに眺めるクラスメートたち。
転校生が来るのは知っていたようだが、パンチの効いた女が来ちゃったなぁという顔をしている。誰も彼も。
机と椅子をとってきて可能な限り離して置いた。痴女はそれを更に離して置いた。嫌な女だ。
「あー。この子が朝話した転校生な。桜田美枝。席は高屋の隣。よろしくやってくれ。
じゃー授業に入るぞ。昨日のプリント出せー。ああ桜田はもってねぇな、高屋見せてやってくれ」
不承不承机をつけてプリントを見せる。
授業の進度が違ったらしく桜田という痴女は既に習っていたらしい。
俺のプリントなのに紙の端に落書きを始めた。
コリコリコリコリ『あんたアタシのパンツ見たんだからお金払いなさいよ。社会のルールよ』
あ゛?!ざっけんな痴女の分際で。
ガリガリガリガリ『お前が勝手にぶつかってきて勝手に股開いたんだろ。カパーっとカパーっと。
きったねぇパンツはしまっとけよ恥女』
ガギュガギュガギュガギュ『恥女ってなによバーカ、痴女だろ痴女。パンツパンツ言ってっからこんな漢字もわかんねーんだよ変態』
「なに!てめぇ!」
「何さ馬鹿変態!」
「おーい、仲が良いのはわかったが授業中だー。高屋夫婦は廊下に立っとけ」
クラス中大爆笑
ああこんな女とあと2年同じクラスか……
――そんな風に思っていた日が確かにあった……

参考:2007/08/18(土)21時14分57秒