>  2005/06/05 (日) 03:46:40        [qwerty]
> > そういう意味ではなくて、カフカの小説はおおよそ無目的なものに対して感じる人間の不安を
> > 描いているのだから、極めて開明的で啓蒙的じゃないか
> それはカフカ研究の評論家たちの意見だろ(;´Д`)
> その人たちはカフカの作品が味噌カスであると困るわけだ
> だから何らかの付加価値を付けようとしてそういう評価を下す
> カフカに対して何の利害関係も持たない人間からすると
> ホラーなんかの単なる娯楽作品にしかならないと思うよ

別に娯楽ということを否定してはいないし、小説には娯楽が必要だ
だが、カフカがホラーだというのなら、なぜホラーだと思ったんだ?
それはカフカの作品の中に「ホラー的要素」を見出したからだろう
その「ホラー的要素」とは、突き詰めれば不条理であるということがわかるし、
カフカが描いたような物事を不条理と見なす人間の本性への視点があるわけだ

参考:2005/06/05(日)03時40分26秒