拉致から42日ぶりとなる30日(現地時間)、韓国人人質全員を解放したタリバンが 「今回の拉致事件は非常に成功的であり、また外国人を拉致する」と明らかにした。 AP通信によると、タリバンのアフマディ報道官は「今回の拉致はイスラム聖戦を遂行する わが戦士の偉大な勝利」とし「われわれはこの方法(拉致)が成功したと考えており、アフガ ニスタン政府の別の友邦にも同じこと(拉致)をする」と語った。 韓国人拉致事件を総指揮したと伝えられたムーラ・アブドラ・タリバン司令官も先月30日、 米日刊紙ワシントンポストとの電話インタビューで‘戦略的勝利’を強調し、米国とアフガン 政府を孤立させるための拉致を続けていくと述べた。 アブドラ司令官は「今回の人質事件を通して米国がテロとの戦争で同盟国の国民を支援 しないという点を全世界に示した」とし「今回の拉致事件はわれわれの‘戦略的勝利’」と主張した。