2005/06/05 (日) 23:31:20        [qwerty]
だいぶ前の、リサイクル法をテーマとした田原の討論番組で、学者っぽい奴が
怒りながら発言した。「この法案はある意味骨抜きです、なぜ自動車がリサイクル
項目に入ってないのですか、自動車こそリサイクルが必要なのに」
学者の怒りの発言を聞いているときの田原の目は何かを含んでいる目をしていた。
田原は、議員(おそらく加藤、山崎だった)に振る「なぜ自動車は入ってないん
ですか」 議員二人はうつむいたまま発言しない。
その様子を眺めていた田原は学者の法へ向き直りこう言う「二人は言わないみたい
だから私が言ってあげます」田原の発言にとまどう学者。
「いいですか、この二人は車もやりたかったんですよ」
「じゃあ、なんで・・・」思いがけない田原の言葉にとまどう学者
田原は言う「そんなことをするとこの人達が殺されるからですよ」
うつむいたまま二人はその時かすかにうなずいたように見えた。
混乱する学者。そしてと何かを理解したのか、その表情がゆっくりとこわばる。
それまで威勢の良さが嘘のように消え押し黙ってしまった学者に、
その時議席にいた石原慎太郎が口を開く。
「私は24時間ボディーガードをつけている。本当に改革をやろうと思ったら
命がけなんだよ」
俺はその時そういう世界のことも、中古車市場を誰が握っているかも知らなかった。
ただ、そのやりとりの意味は理解できなかったが、異様な空気のそのシーンは
俺の心に強く染みついた。