大学を出て、働き始めて始めて彼女っていう存在が出来て、 その子と休日になると遊び周っていた頃、ふと思い出して、 学生の頃によくお世話になったソープのお姉さんの所に行った ことがあった。「彼女は出来たの」と訊くから「うん。実はもう居る」 と答えたら、「そう。彼女と喧嘩なんかしたらまたおいで」と言って 少し涙ぐんでいた。色々な人間が涙ぐむ姿をあれから観たけど、 あんなに心打たれたのはあの時以来、1度も無い