>  2007/10/01 (月) 03:25:26        [qwerty]
> > あいつら死んでくれないかなあ(;´Д`)適当な無人島にゴキブリだけ集まって平和に暮らして欲しい
> 面白い漂流記が書けそうだ(;´Д`)

○月×日

外は嵐のようだ、流石に我々でもこの揺れは立っていることもままならない。
6本足で、むんずと壁や床にしがみ付いてるのがやっとだ。
仲間の1人はバランスを崩して、人間が仕掛けた粘着物に捕まったようだ。
あれほどの猛者でも、この嵐の揺れで計算ミスをする、気が抜けない。

○月△日

激しい頭痛で起きた、気を失ってたようだ。
我々が寄生してた船がどこかの島に漂着したらしく、揺れはすっかり収まり。
船首の方から明かりが差し込んでて、それが船体の崩落を意味してると、
理解するのに時間はかからなかった。

何故ならその隙間から、懐かしい土や草木の香りが流れてきて、
何かを思い出させるような衝動に駆られた。

そう、我々は遠い過去にここで生きていた。

参考:2007/10/01(月)03時11分51秒