2007/10/01 (月) 04:08:26        [qwerty]
大相撲の序ノ口力士・時太山=ときたいざん= 
(当時17、本名斉藤俊=たかし=さん)が急死した問題で、 
死亡直前に師匠の時津風親方(元小結・双津竜)が兄弟子らを遠ざけ、 
斉藤さんと2人きりになりながら介抱せず、 
病院への搬送もすぐに指示しなかったことが29日、関係者の話で分かった。 
死亡後には、金属バットでの暴行を警察に話さないよう 
兄弟子らに口止めしていたことも判明。 
愛知県警は立件に向けて詰めの捜査を進めている。 

 時津風親方は午後7時頃、飲み終わったビール瓶で 
斉藤さんの体を数発殴り、最後は額を強めに殴って出血させると、 
兄弟子らに「おまえらもやってやれ」と指示。 
3人が30分以上、素手や金属バットで暴行を加えたという。 
 翌26日の朝稽古後、親方の指示で兄弟子4、5人が 
斉藤さんとぶつかり稽古を始めた。1時間以上続けた後、 
戻ってきた時津風親方は、ぐったりした斉藤さんを見て 
「後はオレ1人でみるから、おまえらは風呂に入れ」と兄弟子らを遠ざけた。 
約20分間2人きりだったが、介抱するなど救護措置は行われなかった。 
 その後、親方に呼びつけられた兄弟子らが意識がない斉藤さんを発見。 
あざが浮き出て体全体が土気色だったという。 
水や湯がかけられたものの意識は戻らず、 
弟子たちは「救急車、救急車」と騒ぎ始めた。 
親方はすぐに呼ぼうとせず、同日午後0時50分頃にようやく119番通報。 
斉藤さんは午後2時10分、搬送先の病院で死亡した。 
 親方は28日に関取衆を除く弟子らを呼び、 
金属バットが使われたことや自分がビール瓶で殴ったことを 
漏らさないよう指示。その後ほぼ連日、 
弟子らを集めて県警の聴取に何を話したかを報告させ、 
口裏合わせを求めた。ある弟子が金属バットについて話したと報告すると、 
親方は「なんで本当のことを言うんだ」としかったという。