ジョージアITセキュリティ・センターの報告によると、 動画プレイヤーのプログラムにウイルス・コードが埋め込まれている恐れもある。 セキュリティに対する利用者の意識が高まり知識水準が上がる一方で、 悪質なハッカーたちもまた対抗策を次々に編み出している。 例えば、以前ならテキスト・メッセージにウイルス・コードを挿入する程度だったが、 最近では、イメージやPDFにまでウイルス・コードが組み込まれているという。 そして、ついに動画配信も標的となったのである。 今のところ、動画配信に関連した感染例は数件しかない。 そのうちの一つは、2006年11月に発見されたワームで、 ファイルを開くと壊れたウェブサイトを表示するというものだ。 別の例では、動画ファイルを開くとスパイウェアをインストールするというものもある。