> 2007/10/15 (月) 23:41:08 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > さっそく書きたまえ
> 投稿者: 投稿日:2007/02/15(木)04時12分38秒 ■ ◆
> 今でもよく思い出す事が幾つかある。決していい思い出話という訳ではない。
> ただ、よく思い出すのだ。
> 私がポルノの仕事に手を出し始めた理由はもうすっかり失念して定かではないが、
> 現在もときどき携わっているのは事実だ。
> 当時、私は赤坂の事務所で一仕事こなして、その足で目黒の現場に寄ってそのシノギを
> 仕上げてしまおうと、豚のクソにそっくりな色のスタジオに向かった。
> 我々の仕事というのは、現場の手配師を見つけてそのクライアントの要望を一通り聞き、
> 聞いた振りをして、後はゴミ箱に何かを投げ捨てる様に、つまり入っていようがいまいが
> お構いなしにマイクに向かってその何かをひり出してやればいいのだ。
> ところがその時は、まだ先にブース入った玄人が詰まっていて、私はしばらく手配師の連れてきた
> 生乾きの乾物みたいに青臭い連中を相手にしなければならなかった。
> 全くうんざりした。
> しばらくして、ブースから例の肉のヒトミちゃんと一緒に前歯が出てきた。
> 「いただきます」
> そう壁に書けばまるっきりご馳走を頂く漫画のような取り合わせだ。その前歯の身体の方が
> 伊藤静だった。以前から私の知っている女だ。
> なるほど肌は白磁のように白く、艶やかで長い髪は見事に黒かった。まるでビスクドールか
> 呪いの菊人形か、そうでなければ魔女だ。
> その、少しきつい目付きをした女が私に尋ねた。「君はいつも、こんなに遅れているのかい?」
> 私は応えた。
> 「私は臆病者で、あんたの前に立つのがおっかないんだ。何かの拍子に後ろから前歯がグサリ!
> おっとスイマセン、そうゆうつもりはなかったんですが。なんてのは、ぞっとしない」
> 彼女は涼しい面を保ったまま肉に向かって話しかけた。
> 「みろ、あの顎でよく言えるよ。だから私は彼女はたいしたもんだと言ってるのさ」
いいぞ
この路線でキャラデザをプニモエっとした感じで違和感を醸し出せば少しはウケるだろう
参考:2007/10/15(月)23時35分55秒