時間という魔物の及ぼすどうしようもない劣化から、Ζガンダムは逃れられな かった。本当は、そんなことは『星を継ぐ者』の冒頭1分で判っていた。銀幕に 残っていたのは珍妙に聞こえる富野台詞と、エゴイストどもが大暴れする収拾の つかない地獄絵図だけだ。かつて時代の先っちょでブイブイ言わせたオレたちの Ζが、2006年においてはギャグになっていたのだ、それも相当面白いギャグに。