アポロ宇宙船の中でおしっこをする時には、排泄用チューブを股間に押し当ててコトを済ませる。 気密性(水密性?)が重要な上、宇宙飛行士ごとにナニのサイズが違うこともあって、チューブには 3つの太さがあり、次のようなラベルが付けられていた。 「小さい」 「ふつう」 「大きい」 ところが心理学者から、「この表示は宇宙飛行士の心理に悪影響を及ぼす」という意見が出された。 「小さい」のを使わざるを得ない飛行士は心理的に劣勢に立たされ、ひいてはミッションにも影響を 及ぼしかねない、というのだ。 そこで、チューブの表示は次のように改められた。 「大きい」 「すごく大きい」 「信じられないぐらい大きい」