2005/06/10 (金) 01:26:01        [qwerty]
・『エマ』音楽担当 梁邦彦さん
・アニクリ初音楽関係のゲスト、軽井沢から登場
・1960年生まれ。麻酔医として勤務のち、音楽に復帰。国際的に幅広いジャンルで活躍。
・大学在学中は音楽に熱中。でも一応麻酔医に身を投じてみるも「これは違うかな?」と。
・依頼→説明受ける→音楽メニュー受領→打ち合わせ→作曲→レコーディング→トラックダウン→スタッフチェック→完成
・全体を受けることが普通だが、特殊な依頼としてOPだけという場合もある。
・作品に魅力を感じないなら仕事を受けないこともエチケット
・遠くの美人より近くのブサイク
・舞台ロンドンは音楽担当の彼個人にとっても特別な場所。独特な空気感。
落ち着きはらっているだけではなく、現代的なテクノロジーに関して貪欲。
そして孫にもヴェルタースオリジナル。なぜなら彼も特別な存在だからです。
・エマ大好き。
・19C末のイギリスの音楽をそのまんま持ってきたところで視聴者に伝わるとは限らない。
・「っぽいもの」を目指す。「ヨーロッパ的なもの」「バロック的なもの」。
・リコーダーはバロック時代には主役。
・音楽に関しては時代考証にこだわらず、第六感で。
・いろんな音響監督がいる。
「笑いのシーン5つ」という大雑把な発注をする人から、読むだけで眉間にしわがよるような細かい発注をする人まで。
・仕事がしやすい音響監督は、音楽担当者の才能を信じ、いい環境を整えながら(イメージを伝えながら)投げてくれる人。
・没になることもある。
・意図しないシーンで使われることもある。でもそれは悪いことだとは思わない。
・自分は作曲家だとは思っていない。音楽を作る人間。
サウンドトラックを出すときにも最後まで責任を持ちたい。
・気づいたときにすぐに出せるようなキャパシティを。
・PCも使うし、生演奏もする。PCを使うとかなりのところまでいけるが。
・PCを使うのは楽だが、音楽を作り出す喜びを考えつつ、ミュージシャンてありたい。そのバランス。
・この世で一番大切なことはやっぱりバランスだと思うけど。
・アニメは仮想空間。アニメの空気は現実にはないが、だからこそアニメならではの空気感は魅力的。
・楽器の音ではないものを使うことも無制限。そういう意味でアニメ音楽はチャレンジしがいがある。