ディオゲネスは、デメテルのこと(飲食)も、アプロディテのこと (性交)も、何でもすべて人前で公然と行なうことを常としていた。 また彼は、人の見ているなかで、しばしば手淫に耽りながら、こう 言っていたものである。 「お腹の方もこんなふうにこするだけで、ひもじさがやむとよいのになあ」