新しい寺の住職を決めるため、二人の僧を試験して決めることになった。 百丈(ひゃくじょう)和尚は、瓶を指さして、 「これを瓶と呼ばないで、何と呼ぶか」 最高の弟子とされた僧が答えた。 「木っ端ぎれと呼んではいけない」 次に、典座の霊祐(れいゆう)に尋ねた。 すると彼は、瓶を蹴飛ばしてさっと去ってしまった。 百丈は、霊祐を新しい寺の住職に決めた。 (;´Д`)