ヒゲをたくわえデンと構える先生に絵を見ていただいて、すぐアシスタント になれるとは・・・ 『オレの実力もまんざらではないな・・・』などと考えたり、 運ばれて来た仕出し弁当をみて、『さすが一流漫画家、仕出し弁当か・・・』 などと、アホな事をボンヤリ考えていた。( ちょうど人手が足らなかった だけなのですが・・・ ) この仕事場の「緊張」を思い知るのにたいして時間はかからなかった・・・。 一人のアシスタントが仕事をしていた。長髪の同年代の若者でヘッドフォン を付けている。さっそく何を聞いているのかたずねると・・・。 「俺が何聞こうが勝手だろ!」 明日からここで仕事ができる事になった・・・・・・。