> > 真面目に働き、明朗快活に人と接し、ある程度の成果を上げ、ｸﾜから卒業する
> 彼は言いつけを守り生き方を変えた
> それは功を奏し　今では管理職につき
> 家には愛する妻と子供が待っている
> だが　独りになった時間　ふと思い出してはその度に閲覧をやめる懐かしいあの場所
> 「俺はｸﾜを卒業したんだ…　でも　たまには　いいよな」
> そして彼は久しぶりにそのURAを開いた
> そこには驚愕の事実が待っていた…！

ｸﾜの投稿日付は俺がｸﾜを卒業したあの日で止まっていたのだ。

真面目に働き、明朗快活に人と接し、ある程度の成果を上げ、ｸﾜから卒業する

このﾚｽに数十にわたるﾚｽがつけられている

>わかった言いつけを守るよ

当時の俺のﾚｽだ

その後に続く

>漏れも

>>漏れも

>>>漏れも

…………

そう、その日ｸﾜﾃｨの全員が呼応しｸﾜから卒業したのだ。

その時、携帯が鳴る。妻からのようだ。

「ﾊﾟﾊﾟ、明日は娘の結婚式なのよ早く帰ってこないと寝坊するわよ」

俺は、ゆっくりｳｨﾝﾄﾞｳを閉じる。

ﾊﾟｿｺﾝの電源を落とし背広に腕を通す。

そして、あの時と同じようにゆっくりと部屋を出る。

ﾃﾞｽｸのｷｰﾎﾞｰﾄﾞの上に一滴のしずくを残して…………

参考：2007/12/14(金)20時56分13秒