2007/12/23 (日) 19:16:34 ◆ ▼ ◇ [qwerty]ぼくらの alternative 第13章 マリア
次の敵は巨大な飛行空母型であった。そこから発進する子機の攻撃に苦戦するマリア。
敵の操縦者達は全員別の地球のアメリカ兵であった。戦闘のプロである彼らは、ニューヨークに未知のウィルス
を撒いて壊滅させ、大統領を拉致してワクチン供与の条件としてジアースへの攻撃を要求する。
敵の母機には武装がなく、急所も表面に露出していることが判り、ジアースの破片を弾頭にして航空機で直接攻
撃する作戦を立案。関もその作戦に参加するするが、攻撃直前に子機に迎撃され敵の上部に不時着してしまう。
一命を取り留めた関は急所近くまでたどり着き、マリアに自分をマーカーにして攻撃するように伝える。しかし、
渾身の一撃もわずかに外れ操縦室に穴を開けるにとどまった。
関は敵の撒いたウィルスに感染していた。そのウィルスは関の身体で突然変異を起こし、免疫を持つはずの別の
地球の兵士達に次々と感染、全員を数分とかからず死に至らしめた。マリアは敗北寸前で勝利した。
アメリカはウィルスにより壊滅状態にあった。ウィルスを焼き払うためか、中国から核ミサイルが発射された。
そして、アメリカから報復の核ミサイルが発射。ぼくらの地球でも、全面核戦争が始まった。