2007/12/24 (月) 07:55:49        [qwerty]
 月山登山と夏スキーの拠占として、多くのハイカーたちに利用されている、
標高三〇〇メートルにある山小屋が、冬の間に忽然と姿を消すという怪奇現象が発生した。

 この山小屋は、本館に隣接する旧館で木造二階建て約二〇〇平方メートル。
建設されたのは二十年ほど前で、雪のため十一月から三月半ばまでは無人になる。

 一九九一年二月十四日、ふもと近くの住民らが山小屋の見回りに行ったところ、
あろうことか新館と旧館をつなぐ渡り廊下から、旧館部分が一階の床を残して根こそぎ消えているのを発見した。
 現地調査の結果、小屋から南東方向に約五十メートル離れた自然公園内の雪の下に、
旧館がそっくりそのままの形で埋まっているのが見つかった

[朝日新聞:1991年4月4日夕刊] [山形新聞:1991年3月23日]