1枚のポスターに見とれていた俺に、店員が声を掛けてきた。 「ここのサロンは、ものすごく評判がいいので、行くといいですよ、 マジで。」 「店員さんが薦めてくれるなら、行って観ようかな。」 「案内地図と割引券を差し上げますから、楽しんで来て下さいね。」 「ありがとう、行かせてもらうよ。」 外に出た篤志は、自宅マンションに帰宅し、シャワーを浴び、卵ごはんを 食べ、トレーナーにジーンズ、皮ジャンを羽織り、目的地であるセンズリ サロンに行くのであった。