2008/01/10 (木) 08:04:53 ◆ ▼ ◇ [qwerty]最後に仮面ライダー電王のペドコハナちゃん萌え(;´Д`)車でコハナちゃんと一緒にドライブしていたら道に迷ちゃったようで
結果ワケわかんない古ぼけた屋敷に閉じ込められるような形になったあげく突然閉まっていた地下室の扉が開いて
俺はちょっとだけおしっこ漏らしちゃったんだけど突然姿を現した怪奇の扉に二人ともただただ唖然としているばかりで
この膠着状態がいつまで続くのかと思いきや結構あっさり終わってしまうようで当然と言うべきかコハナちゃんは有無を
言わさず地下室へ入ろうとしイヤまぁそれはコハナちゃん的には当たり前の行動なんだろうけどもここは俺も黙ってはいない
俺はコハナちゃんを制止し「地下室の危険性」を述べるこういう廃墟を探索するのは百歩譲って良しとしても地下へと進入
するのだけは絶対にダメだと長年放置された地下というのはとてつもなく危険なのである空気の循環もろくにできて
いないから地下室内部に腐敗物なんかあったらガスは溜まるしそれでなくても空気より重ければ長年に渡って何かの
ガスは蓄積されていくかもしれない素人が専用の装備も無しに入ってよい領域ではないんだとここにきて年上の威厳を
ばっちり示せたうえに危険も回避できる口実もできて今の答弁は100点を付けても良いできだったと自分で自分に
うっとりしていたら問題の地下室の扉から突如強風が吹いてきてそしたらコハナちゃんが風が吹いてるって事は外と繋がって
いるって事だしガスも溜まってないよねとあっさり俺の会心の理論を論破してくれちゃって結局コハナちゃんを止める事は
出来ないようであってコハナちゃんは地下室へと続く階段を降り始めるんだけど俺は廃墟の地下室とか是が非でも
行きたくないんですけどだって怖いし行く必要がないうえ危険があるような所は可能な限り行きたくないものでしょ?
それに万が一このタイミングで地震が発生して地下が崩れて閉じ込められた場合二人とも地下だと助けが呼べないけど
俺だけ外に居れば救助を呼ぶことが可能なわけででもコハナちゃんにしてみれば裏切られたような気持ちになっちゃうのかなぁ
やっぱり一緒に行くべきなのだろうかもしも何かあった場合男としてコハナちゃんを助けなければいけないし
さらに言えば何らかの危機的状況が発生したとしてその窮地から脱した場合俺とコハナちゃんは共通の苦難から助かった者
同士としてそこから恋愛感情が芽生えそのまま結婚できちゃう可能性も無いワケじゃないしでもそういう環境で培われた
愛でゴールインしたカップルは長続きしないみたいな話も聞いたことあるしとイマイチ自分の向かうべき方向性が定まらず悩んでいたら
心の中のもう一人の俺が別の方向から現状を分析する必要性を訴えそいつを受理してみたらとんでもないことが分かってしまい
そう話は簡単だもしこれがホラー映画だとしたら俺の立ち位置は?という事だ当然コハナちゃんは主人公だろうヒロインって奴だ
しかしながら俺はどうだ?さっきからグチばかりで勇敢さの欠片も無くあわよくば自己保身に走って今もコハナちゃんを
見捨てようとしている“この現状”を踏まえてホラー映画に当てはめると俺は以下のパターンに当てはまることになる
パターン1:コハナちゃんを見捨て愚痴ばかりで「はっ!くだらないね!」とか言って振り向いた瞬間バケモノに襲われ殺される
パターン2:観客の「こいつは真っ先に死ぬ」という期待を裏切り最後まで生き残る
パターン3:パターン2かと思いきや最後の最後で実は生きていたバケモノに殺される
この三つ以外考えらないしパターン2のまま終わる可能性はほぼ無い事は自分でも理解していて途端に全身から嫌な汗が
溢れてきて今振り返ったら死ぬという強迫観念が強く襲い掛かり俺は現状を打破すべく慌ててコハナちゃんを追いかけ
地下への階段を降りていきすぐコハナちゃんに追いつくんだけどただビビって追いかけてきたチキンじゃない事を証明すべく
「コハナちゃん……この先は危険だ、恐らく奴らは俺達に気付いている。これがあの時の復讐の序曲って訳さ」
といかにも事情を知ってそうな重要キャラっぽいセリフを吐き見事にキャラ役割チェンジを果たすもコハナちゃんは俺をぽかんと見上げ
突然何言ってんだコイツみたいな呆れた顔されちゃったけどそんな事に構ってはいられない俺だって生き残るのに必死だ
そんなこんなで無事生存フラグを立てた俺はコハナちゃんと一緒に地下への階段を降りていくんだけどこの階段石造りのうえ
ちょっと滑るし手すりも無いしそのうえかなり深く作られていて足元を懐中電灯で照らしながら慎重に降りていたら
さっき吹いてきた風とは比べ物にならない程強い突風が吹き上がってきてコハナちゃんはとっさに俺へとしがみ付いてきてくれて
俺もコハナちゃんをしっかりと抱きしめるんだけどコハナちゃんの肩の細さや全然膨らんでいないおっぱいの感触を全身全霊で
確かめながら瞬時にコハナちゃんの身体データをトレースし脳内に全裸のコハナちゃんを投影してデータを保存し帰宅したらすかさず
そのデータを文献に細かく書き記しどっかの洞窟に隠しにコハナちゃん文書として残して後世の人々にその偉大さを伝えていきたい