2008/01/14 (月) 14:42:00 ◆ ▼ ◇ [qwerty]医師の多くは、「救急体制の夜勤」ではなく、「見回り程度の『当直』」として
夜間病院にいることがほとんどです。
そして、「当直」であり、「夜勤」ではなく「軽労働」であるから、という理由で
翌日もフルの「通常業務」を課せられています。
それも、国立、公立病院のほとんどすべてで、行われています。
しかも、税務署からは「診療行為」をすると即、「当直」ではない、とのお達しから、
「診療行為」をしたとたん、「当直手当」には当てはまらないとして医師の
「当直手当」に追徴課税を始めています。
病院からは「違法で安く労働しろ」と言われ、へとへとになって過労死するほど働き、
税務署からは、「当然、こんな労働、当直じゃないから追徴課税します」といわれ
お金を取られる…。
そしてマスコミからは「医療叩き」の嵐。
ワンミスで生涯賃金よりも高い医療裁判を起こされるようなそんな救急医療現場に
だれが残るというのでしょう?
一人、心肺停止(CPA)の方が来ると、本当に、人手が取られてしまいます。
そして、一人心肺蘇生(CPR)をしているときに「重患お願いします」と
連絡がきて、手が空かないときに断ると、「たらい回し」という消防、マスコミに
よるコンボ攻撃。
消防が自ら情報を”開示”し、組織防衛に努め、責任を病院に丸投げし、
マスコミは取材など自分の手を煩わすことなくおいしく叩く、
病院はマスコミに叩かれまくって疲弊し、救急を返上する、
というひどい悪循環が起きています。
誰が悪いんでしょうね?
一人の人を救命しようとしている医師が、さらに2人、3人と同時に救命できないのが
悪いのでしょうか(笑)?
それを医療は受けられて「当然」として要求するマスコミと国民がいけないのでしょうか?