2008/01/17 (木) 11:57:37 ◆ ▼ ◇ [qwerty]そういえば東先生の動物化するポストモダンを読んだから
アマンゾのレビューに
多分彼は哲学分野では若き天才であり、現代思想においても大きな功績を残してる、素晴らしい人なのだろう
しかし、この本はオタク論としてはほとんど0点だ
全ページにツッコミが入れられると言って全く大袈裟ではない
とあるアニメの舞台設定が80年代だったことに大きな意味があると論じてるが、ごく常識的な「80年代に作られたアニメだから」とは気付かない
東氏はそもそも「フィクションを観る」という能力に問題があるのではないかと思ってしまった
無根拠で強引なこじつけと思い込み、そもそも存在してない風評からなる“ポストモダン陰謀論”だ
おまけに「ファンタジーが過激になる」「浮遊感の言説による現れ」「想像力に冒されている」と言った
意味が解説されていない彼独特の語彙が多くその意味を想像するのも難しいものがある、あるいは現代思想に興味がない人間が知らないだけで、ペダントリックのつもりなのだろうか?
こんなものでオタクを騙せると思ったら大間違いだと言うことをわざわざ声高に主張するまでもなくほとんどのオタクが知っている。
現代思想や非オタクに向けたエッセイ、つまり読み物としては結構面白いものではあるのだろうが
最後に小林よしのりと鳥肌実を同列に扱い、サブカルチャー化しフェイク化しオタク化することで生き残った右翼的言説と評価したのは、笑ってしまった
お笑いのネタや物語にご都合主義が存在する事を知らない人間がフィクションについて評論するとは勇気の居る行為であったと賞賛すべきだろう
とか投稿するつもりだったんだが
肝心の俺たち側のオタクが結構評価してて
中身のおかしさに気付いてないみたいだから空しくなってやめた
オタクとはこういうものを客観的に観れて笑える人種だろう
と思ってたからなんか煮え切らなくてくわ民ならそう思ってるかと思いなんか書いてみた(;´Д`)うざくてごめん