>  2008/01/21 (月) 09:59:36        [qwerty]
> ここ数年のアニメって深夜になると頭の弱そうなパステルカラー髪の小娘が
> 甲高い声でキャーキャー喚くか夕日バックに泣くかしかしてなくね?(゚Д゚)

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驕って求めることで生まれる不協和音, 2008/1/9
By ATK2007 - レビューをすべて見る

この物語を観るにあたっての第一の障害は主人公にある。
冒頭まず気も知れない彼女を慰めてやりたいという内容の独白で始まる
なんとも善人ぶった人物だ。そして上手く話せないことに
全身を使ってへたれ込むという大袈裟な演技。愚痴のような独り言。
まるでリアリティーが感じられない空想だから許されるようなキャラクター。
これは物語をご都合的に動かそうとした場合にしばしば見られる性格設定であり
否が応でも特徴的になって足を取られ易いのだが
加えて問題なのは常に物語が主人公の主観で進行する点だ。
受身でない主人公の恋愛は視聴者感情を考慮して
客観的に追わなければ乖離が生じてしまうが
その上個性的な彼に感情移入せざるを得ないのというのは
ビジュアル面等の質の高さに反して
物語の作り方と表現方法共に問題があると十分言えるだろう。
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参考:2008/01/21(月)09時37分13秒