> 2008/02/17 (日) 01:46:00 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> > http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080212/147018/?P=2
> > パチンコやってるヤシはこういうのみ手もやめないのかな
> 読めねぇ(;´Д`)
脳の不活性は「騙されやすさ」の尺度
で、ここで登場するのが、先来の「近赤外光吸収による、前頭前野脳血流の可視化」であります。
各種の測定からは、ある種の中枢(大脳新皮質、前頭前野連合野など)の脳血流内の酸素濃度(酸素化ヘモグロビン濃度)
が低下すると「各種の課題(タスク)の成績が落ちる」こと、つまり「脳が不活性化する」ことが分かります。
と同時に、(情動由来であれ、別の由来であれ、何であれ)前頭前野脳血流の酸素濃度が下がったからといって、
突然、奇矯な振る舞いをするとか、突飛な活動をするといったことはない。これがとても重要な示唆を与えていると思うのです。
不注意になり、単位時間当たりの処理速度が遅くなり、物事の認知、感応が鈍感化し遅滞する…。
分かりやすく言えば、ややボケてくる。これは老人性の認知症とはちがう、寝ぼけるとか、ああいうのと同じです。
これは同時に、なんらかのトリックに引っ掛けられた時「騙されやすい」「カモにされやすい」状態にほかなりません。
もし自分で好んである種の行動を取って、その結果、前頭前野の酸素濃度が低下すれば、自分からカモになっているようなものです。
例えば感情的になってギャンブルにのめり込む、なんていうのは、胴元からすれば、カモがネギ背負ってやって来るようなものだ、
ということを、血流の測定から傍証することができることになります。
ギャンブルの例で考える
いま「パチスロ」をしている人がいるとしましょう(実は私自身はギャンブルの経験がほとんど皆無で、以下は経験者からの話を基に書いています)。
「今日は勝負に出ようと、けっこうなお金をつぎ込んでいるのに、なかなか戦果が上がらないなぁ…」
プレーヤーさん、いらいらし始めて、実際には冷静な判断力を失いつつある可能性があるわけですが(いやいや、ここは短慮は禁物。忍の一字で打ち続けなければ…)、
その間も玉は消費され続け、確実に身銭は減り、胴元は儲かっているわけです。
「えっと、攻略本の情報によると、今は、けっこうイイところまできているはずだ。
もう少しで『確率変動』すれば、一挙に挽回してウハウハのはず…」
なんて、半分ボケた頭で、でもコケの一念とばかりに閉店までネバって、結局20万円のマイナス、
なんてケースも、決してない話ではないようです、
参考:2008/02/17(日)01時42分43秒