↓これも意味がわからない イスラムのとある村にある青年がいました。 彼の名はマハージャといい、不思議な力を持つと言われている青年でした。 あるとき、その噂を聞きつけた王がその青年を呼び、命令をしました。 「おまえには不思議な力があると聞く。ならば、それを私の前で証明して見せなさい」 不思議な力を持つ青年は答えました。 「王様の仰せのとおりに。では、すこし準備がありますので、明朝日の出とともに、城の前でお待ちください」 そういうと、その青年は王の前をあとにし、自分の家へ帰っていきました。 その夜、王は、どのような不可思議なことがみれるのかと眠れずに、とうとう日の出の時間を迎えました。 王が城の前にでて、日が昇り始めると、遠くから不思議な力を持つ青年が慌てて走ってきました。 王の前まで走りよった青年は王に息を切らしながらこういいました。 「お待たせしました王様。では、私を商人と話をさせてください。なぜなら私は商人ではないからです」