投稿者:書いてみた君  2008/04/01 (火) 00:11:32        [qwerty]
プロローグ

ある晴れた月曜。
極度に目立つ事を恐れ、人を避け、今日も電車に乗り込む。
中学までは、こんなではなかった。結構学校では人気者だった。
成績もよかった。運動会で、活躍したりもした。
でも、中学を境にそれは色褪せていった。成績も落ち、球技も下手
少しずつ弄られる存在に落ちて行った。そして、性格も比例するように
ねじ曲がっていった。弄りはいじめに発展し、収拾はつかなくなった。
あとは、おきまりのコースだ。中学を卒業し高校になってもトラウマは消えず
人を避け、当然友達もできず取り柄もない俺は、悪循環に陥っていく。
中学の二の舞だ。その内、耐えきれなくなった俺は、高校を辞めた。

-----------ガタンガタンガタンガタン

電車の揺れる音が耳にこだまする。車内はすいているが俺はわざわざ隅の
席に壁にすかるように座る。少しでも人がいない方がいいからだ。俺は
自分が病気なんだろうと思う。普通の奴はこんな事を考えないだろうからだ。
目的の駅まであと一駅。そろそろ降りる準備でもしようかと考えていた時
彼女は現れた。小柄で少女とも思える風貌を持ち合わせた可憐な女性、
誰もが彼女にしたいと思わせるようなそんな女性、彼女は、俺の目の前まで
まるで他の者が見えていなかのように一直線に歩いてきて、立ち止まると
両手を腰に当て突然尊大に俺に向かって言い放った。


「あなた!私のご主人様になりなさい!」


プロローグだけ考えてみた(;´Д`)
五分で書いたので推敲もなにもしていない。
評価頼む。