銀座にて、てんぷらをいただく。 嗚呼。まるで夢のよう。 さっくりと、ふわふわと、とろーりが、 一つのてんぷらの中に共存してるって、なんてすてきな矛盾でしょう。 美味しいものをいただくと、 自然とまぶたは閉じて、口角がきゅっとあがる。 んんん。んまーーーーい! なす。 しらうお。 あなご。 アスパラ。 たまねぎ。 れんこん。 えび。えとせとら。 経験値からくる「これはきっとこんな味かな?」という期待を ことごとく上回る美味しさ。 しかも店員さんは、ちょっと油がついただけで、 てんぷらをのせるお皿の紙を、うやうやしい態度で次々と取り替えてくれる。 それって当たり前なのかも知れないけど、そういうのが嬉しいの、妙に! しかも生レモンも使い放題。あらかじめ絞ってあるレモン汁じゃないし、 どんどん新しいのくれるの!うほー。