> 問：「あながち」という言葉を使って文章を作りなさい。

あながちの「あな」は「穴守稲荷」であるといわれ、その語源は通常次のように説明される。

平安時代、都から藤原鶴清麿という幼い貴族が相模の国に下向し、黒野に隠れ住んだ。
鶴清麿の身の回りの世話をする女は、相模の穴守稲荷出身だったらしく「あな」と呼ばれた。
あなは、ときおり小麦粉をこね、長く伸ばして麺状にして茹で、これに黄粉をまぶしたものを作って、
鶴清麿に食べさせた。鶴清麿はこの食べ物が欲しい時、「あな、がち」（「がち」は非常にの俗称）
といい、これが「あながち」の語源となったという。

参考：2008/04/16(水)23時30分34秒