2008/04/18 (金) 20:02:47        [qwerty]
ギャグマンガとして読めば面白いかもしれない, 2008/4/17
By 	nix - レビューをすべて見る
八雲紫が紅魔館の面々をけしかけて月にいかせるって言うストーリーです。
その目的はまだ謎。

基本的に登場人物は謎なことばっかり言っててイライラさせられるので、あとでその目的などが明らかになっても全然面白いと感じない。
作中登場する理屈がぶっとびすぎてて(悪い意味で)、真面目に読んでいくと馬鹿馬鹿しくなります。
ロケットを作ろうとしたパチュリーが外の世界の科学雑誌を読んで出した結論が「ロケットが三段になっていればいい」とかいう、どうやってもそこじゃないだろと突っ込みたくなるような結論。
挙げ句の果てに「じゃあ、三本筒の神様を使えばいい」なんて言い出す始末で、
「ひょっとしてそれはギャグで言っているのか?」といいたくなるような展開です。
で、しかもそれで飛んじゃうんですから脱力するしかないです。なんなんだこの物語……。

ZUN氏はゲーム作製と音楽作製には才能を発揮してますが、こういう物語作製の才能には残念ながら全く恵まれていないようです。
あと作画の面でもちょっと残念ですね。キレが無いというか。作画担当の人選ミスでしょうこれは。
普通はこんなに面白くなかったら打ち切りになるんですけどね。
「東方」というだけで信者が買っていきますから当分は続くでしょう。

ところで、この話の前身である「東方永夜抄」で「月の民は地上の人間から隠れて月の裏側でひっそり暮らしてる」なんて説明がなされてますが
この作者は1959年に月の裏側が観測されているを知らないのでしょうか?