週刊ダイヤモンドが組織運営の問題点として挙げている点のひとつが天下り 問題である。文部省(文部科学省)からの役員の天下りが50年以上続いてい ること[7]、JASRACの役員の報酬を決める役員審議会が非公開であること、法 外に高い報酬を受け取っていることを述べている。 また、使用料の徴収方法についても問題点として挙げた。「JASRACの職員が 営業中の店に入り『ドロボー』と大声で叫び営業妨害とも言えるやくざまが いの徴収方法を取った」「年間の利益が20万円弱の店に550万円もの使用料を 徴収した」という事例を紹介している。