原作を読んでいないから、という理由で映画を理解できないのだとしたら、 これは紛れもなく監督と脚本家の責任だ。 この作品は、原作の世界観を早い段階で折り込めなかったことが、最大の 失策だと思う。 登場する子供たち(子供と断言できるほど幼くもない)が、実は永遠の命 を持つ〈キルドレ〉という存在であることはまったく教えてもらえない。 そして平和を実感するためにショーとして戦争が行われていることも明か されていない。 この脚本は完全に崩壊している。 もしも僕がこの映画の宣伝マンだったらアタマを抱える。 後半の説明台詞を延々聞かされるまで、何を伝えたいのか全く分からない この映画の、どこを「スゴイんです」と売ればいいのか? http://dvd-diary.blog.so-net.ne.jp/2008-04-19-1 押井守はスカイ・クロラでまたやっちゃったのか(;´Д`)