> 2008/05/06 (火) 23:05:35 ◆ ▼ ◇ [qwerty]> こんなところで釣りなんてしてないで、働いたらどうだね?
> 働いてどうするね?
> これをずっと続けていって結局「そうなったら・・・釣りでもするよ」ってなる
> テンプレがあったんだけど(;´Д`)誰か持ってたらくれ
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。メキシコ人の漁師が
小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい
魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」と尋ねた。すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。
旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいな
あ」と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、漁師
は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子ど
もと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これ
でもう一日終わりだね」すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアド
バイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。そ
れであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲
高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまで
ね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのち
っぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへ
と進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮を
とるんだ」漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑
い、「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっ
くり寝て、日中は釣りをしたり、 子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ご
して、夜になったら友達と一杯やって、 ギターを弾いて、歌をうたって過ご
すんだ。どうだい。すばらしいだろう」
参考:2008/05/06(火)22時57分55秒