2008/05/13 (火) 00:32:27        [qwerty]
>   投稿者:aicomm  投稿日:2008/05/10(土)14時06分14秒 

> 最近は何でもプレミアムとそうでないものとの区別が増えてきたような気がする
> こんなところにも現代日本のプチ格差社会がかいま見えるな

「自分が何をしたいのかわからない若者が増えている」的な問題意識は
一般的なものになっていると思うし、自分もそういう所あるなあ、と
若者でも無くなって来た歳で痛々しくも思うわけだけども

みんながみんな、やりたい事を出来るわけではない、とすると、
適当に自分の所に転がって来たものを「こいつに決めた」という戦略は決して悪くはない
何というか、運命を受け入れる的な態度って、実は効率がいいんだよね
「やりたい事が無い」というのは、やる気とか活力が無いとかの面で
問題視されるけど、無駄な事をしないという面では最適化された状態なんだな
ただし、運命が向こうから自分の方に転がってくる限りでね

で、これは色んな趣味や嗜好についても言えて、自分の価値観が無い状態、
みんながいいと言うものをいいと感じる状態って、大きな間違いをしなくて済むんだな
「え?お前○○なんて好きなの?頭おかしいんじゃない?」
って言われるリスクをゼロに出来る。むしろ言う立場になれるわけ

この前も似たような話したし、おれ、今後も延々と言い続けると思うんだけど
価値観の無い人間が基準に出来るのって、市場価格の差なんだよね

「こっちは1000円、こっちは1500円、こっちがいいに決まってる」

こういう値段とか、スペックの差ってすごく明快なんだよね。数字で出るから。
何か特定のものの良さを単独で見出せない、良いと感じはするけどうまく説明出来ない
そういう時は、別の何かと市場で比較して、その結果を受け入れれば済むんだな

長々と話してきたけど、貴殿の言うプレミアと普通のものという「格差」については
①価値観の無い人間こそが最適化された人間
②そういう人間は、グレードの違いでしか価値の差を認識出来なくなりがち
③故にそうした「格差」とか「限定」を前面に出した商品のプロデュースが進む
というような事を思ったなあ。うわっ。短く済むじゃん

こういう長文書きがくわてぃには足りないと思うんだ
えここは交流あるだろうから引っ張ってきてくれ