>  2008/05/30 (金) 22:54:58        [qwerty]
> > ONEは俺の青春だった(;´Д`)
> > カキコもしていたリーフの掲示板で話題になっていて、
> > 当時高校3年の12月で受験間近だったおれは現実に耐えられなくて
> > 受験放棄してさくらやに買いに行ったんだ(;´Д`)
>  とても幸せだった…
>  それが日常であることをぼくは、ときどき忘れてしまうほどだった。
>  そして、ふと感謝する。
>  ありがとう、と。
>  こんな幸せな日常に。
>  水たまりを駆けぬけ、その跳ねた泥がズボンのすそに付くことだって、それは幸せの小さなかけらだった。
>  永遠に続くと思ってた。
>  ずっとぼくは水たまりで跳ね回っていられると思ってた。
>  幸せのかけらを集めていられるのだと思ってた。
>  でも壊れるのは一瞬だった。
>  永遠なんて、なかったんだ。
>  知らなかった。
>  そんな、悲しいことをぼくは知らなかった。
>  知らなかったんだ…。
> 当時これで泣いた

歌がきこえてくる。

冬の街路、冷たい風の中、その歌声に足を止める。
ミュージックショップの店頭。
ブラウン管の向こうで彼女は歌う。
俺はこちら側で、それを静かに観ている。
大学からの帰り道、冬の風に吹かれて、いつまでも立ち続けて…。

…俺の日常は、こんな風に、いつも平凡で。
ただ一つだけ普通とは違っていること。
彼女のデビュー後も、二人の関係は変わることなく続いてきた。
少なくとも、これまでは。

彼女は彼女の特別な生活を送り、俺は俺の平凡な日常を送る。
誰かが誰かと出会い、別れて、
そしてお互いを巻き込みながら、日々はとめどなく過ぎて行く。

真冬の白いアルバムに綴られる物語は、いつだって、ここにある…。


こっちのほうが好きだったよ(;´Д`)

参考:2008/05/30(金)22時48分53秒