2000/08/13 (日) 18:57:47 ▼ ◇ [mirai]<疑問その1>日本航空社内無線からの呼びかけに対し、答えているのは一度だけである。
通常、飛行中の機体に何らかの異常があった場合、管制官へ報告することも重要だが、それ以上に自社へ報告す
るのも重要なことではないだろうか? また報告と同時に異常部分に関してのアドバイスを自社の整備部門に求めて
もいいはずである。コクピット内にあるマニュアルだけでは解決できないようなことでも、整備部門の専門家なら解決で
きることもあるはずであり、また緊急時の体制でも機体に関する異常を速やかに整備担当者に知らせ、解決できるよ
うに連絡体制が組まれているはずである。
それなのに、123便へ日本航空側からは何度も呼びかけているのに、123便からは航空機関士が一度しか答えて
いない。しかもアールファイブのドアの異常を報告し、降下中なのでこのままモニターしておいて下さい。としか言ってお
らず、急減圧に関する話題にも触れていない。
<疑問その2>横田基地からの呼びかけに対しては、一度も答えていない。
米軍の横田基地からの交信は上の表を見てもらえば分かると思うが、123便が横田基地の着陸コースに近づきつ
つある18時45分37秒から、レーダー画面から機影が消えるまで、ほぼ30秒から1分おきに123便に対して交信を
呼びかけている。それに対して123便からは一度も交信に答えていない。
123便の飛行経路から見れば、羽田空港に戻るべく右旋回してUターンしていたのであるが、その経路上には米軍
の横田基地があり、そこに着陸することも考えられたはずである。事実、123便は18時55分5秒の羽田進入管制所
からの「横田ランディングもアベイラブル(可能の意味)になっております」という呼びかけも聞いているはずである。に
もかかわらず一切交信していないのはなぜだろうか?
<疑問その3>なぜ管制官との交信先を東京管制区管制所から羽田進入管制所に移したのであろうか?
事故発生現場から墜落するまで飛行していた空域は全て東京管制区管制所の管轄空域であった。そのうえ、東京
管制区管制所の管制官からの「羽田にコンタクトしますか?」という呼びかけに対し、機長は「このままでお願いしま
す」と答えているにもかかわらず、18時54分頃からは羽田進入管制所に交信を交代している。
この18時54分頃の飛行経路は横田基地を目前にしながら、群馬県の山中へ向けて左旋回した後であり、明らか
に羽田空港の着陸機に対して管制を行う羽田進入管制所の管制空域から、大きくはずれているのにもかかわらずで
ある。
<疑問その4>32分間の迷走の中にある、14分以上の管制官との無交信部分
18時31分31秒に東京管制区管制所からの「これから日本語で話して頂いて結構ですから」という交信に「はいは
い」と機長が答えてから、18時45分46秒に「ジャパナエア123、アンコントローラブル」と機長が東京管制区管制所
に対して交信するまで、実に14分以上も管制官と交信していないのである。緊急事態に14分も交信しないことはあり
えるのだろうか?