2005/02/27 (日) 09:02:22 ◆ ▼ ◇ [mirai]韓国知識人の主張によれば、有史以来、千回も侵略を受けたが、すべて撃退したという。
しかし、前述のように嘘である。
ほとんどの場合、徹底的に叩かれ、連行を免れた者は属国の従順な民となって、
宗主国に阿諛迎合したのである。唐軍も、モンゴル軍も満州軍の侵入のときも、
その負け方は、たいてい似たり寄ったりである。
それは新羅史、高麗史、李氏朝鮮史と諸史の原典記録を一読すれば細かく記述されている。
中国諸史だけでなく、朝鮮半島の歴史も大同小異である。
韓国知識人の多くは、なぜ歴史を直視する勇気がないのであろうか。
朝鮮半島の歴代王朝の国防政策は、たいてい専守防衛だから、兵数が少ない。
李朝末期は数千人の単位程度で、ほとんど宗主国の防衛に頼りっぱなしだから北方から異民族が侵入してくると、
たいていは城を棄てて逃げ惑い、農民はわめき、哭くばかりであった。
たいがい敵が侵入してくると、各地方の軍隊は総崩れとなり、地方の長官は競って土地を献上し、
帰順するか、逆に敵軍に従軍し、火事場泥棒を働く者も少なくなかった。
宗主国をかさに、高麗や朝鮮国王にゆすりたかりを働き、一族の利益を図るのが、朝鮮半島の鉄則のようなものだ。
千余年来、たいてい同じようなことを繰り返したのであった。
だから千年進入され、千回とも敵を撃退したのではなく、
属国になると誓ってから宗主国が兵を引いたという歴史事実が繰り返されている。
ではなぜ戦後になると韓国知識人の歴史歪曲が、日を追ってますます神話まがいのものまでに変化していったかというと、
それはどの民族も自存自衛のために欠かせない民族の自尊心にある。
韓国は壬辰倭乱(豊臣秀吉公の朝鮮征伐のこと)で焦土と化した。だから三百年もへても立ち直れなかった。
いやがうえにも倭乱のひどさを強調したいという気持ちはわからないでもない。
しかし、考えてもみると、一回の大乱だけで三百年も立ち直れない民族は、世界中のどこにいるのか。
もしあるとすれば、もっと恥を知るべきであろう。
戦後、焦土化した日本は半世紀もたたずに再び経済大国になったではないか。
千回も侵略され、すべての侵略者を撃退したという自慢話と、三百年も立ち直れないでいるという論理を
矛盾することもなく主張することに自己撞着はないのであろうか。
韓国知識人はつねにこのような歴史歪曲で「反日」を正当化する。
韓国人の反日台湾人の親日 黄文雄 光文社