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2001/12/06 (木) 02:46:18 ◆ ▼ ◇ [mirai]投稿者: 投稿日:2001/03/29(木)03時43分57秒 ■
だが、そんな真琴を助ける者は誰もいない。
ただ鬱蒼とした森が周りを取り囲んでいるだけ。ただ、それだけ。
「…あ」
そんな真琴にわずかばかりの希望の灯火が浮かぶ。
真琴の瞳の先に。目指すべき場所に森の出口がうっすらと浮かんだのだ。
真琴は最後の力を振り絞り、四つんばいになりながらも、その場所へ近づこうとする。
だが、次の瞬間。
ガバアッ!
背後から突如現れた強い力に押さえ込まれ真琴は沈黙する。
その視線の先には。
先程ぶつかった男の姿があった。
「へっへっへ…。姉ちゃんこんなところで何してんだい?」
男は下卑た笑みを浮かべながら真琴にそう語り掛ける。
だが、真琴が答える事はない。
押さえ込まれながらもなお、丘へ行く為に必死にもがく真琴。
蹴るべき大地が失われているにも関わらず、ただひたすらに足をバタつかせる真琴。
「いや、何…。さっきのお礼がまだ済んでないと思ってな…。で、つけてみたら何を思ったかこんな場所に行きやがる。へへ…誘ってるつもりなのか?」
男はそう呟きながら真琴の左右の胸を服ごしに揉みしだく。
形の整った綺麗な胸が男の粗野な手によって乱暴に潰されて行く。
「おいおい、もうちょっと抵抗してくれよ。これじゃ面白くも何ともねえだろう?」
もう片方の手を下半身の方に伸ばしながら男はそんな理不尽な言いがかりをつける。
だが、真琴は何も答えない。
いや、答えられない。
「ったく、つまねえヤツだな。んじゃこれならどうだ?」
ビリリリッ!
その声と共にショーツごと破り捨てられるスカート。
男の目の前に剥き出しになったヴァギナが露になる。男はおもむろに今もなお動き続ける真琴の両足を捕まえ大股に開かせる。
「…まだ毛もロクに生え揃ってねえな。にしてもクセえ…。風呂入ってるのかお前?」
男は人差し指を真琴の割れ目に擦り付けながらそんな不満を訴える。
「まあ、いいか。こっちはスッキリ出来ればいいだけだからな」
そう言いながら、男は既に怒張した己のイチモツを取り出し、真琴のヴァギナに宛がう。
そして一切の躊躇なしに。
ブチッ!ブチブチブチブチーーーーーーーーーーッ!!
「あぅ!」
その脳天を貫くような痛みに思わず声をあげる真琴。
男はその声を聞き、満足そうな表情を浮かべる。
「お? やっと声をあげやがったな。よーし、子宮ぶち壊すほど突き捲くってやるから覚悟しろよ!」
そんな血も涙もないような言葉と共に、男の律動が水を得た魚のように加速していく。
グチャッ! グチャッ! グチャッ! グチャッ!
「ア…アア…アゥー!」
真琴の口から人とも獣とも解らない声が吐き出される。
結合部分からは処女の血が痛々しく流れ、大地を赤く染める。
「おらおらおらッ! 結婚も出来ない身体にしてやるぜ!」
「!」
その瞬間。
これほどまで酷い目に遭いながら今まで変化が見られなかった真琴の瞳から一筋の雫が
垂れ落ちる。
それは涙。
人間の涙。
心の奥底に沈んでいた感情の海から流れ出した悲しみの雫。
「ひゃっひゃっひゃッ! 何悲しそうな顔してんだ? 可愛いお顔がくしゃくしゃだぞ!」
だが、男はそんな真琴を見て可虐心に更なる火を灯す。
己の腰を。その先に繋がる真琴自身を破壊するかの如く突き動かす。
グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!
「アウッ! アウッ! アウッ!」
「おらあッ! 受け止めやがれ!!」
ドピュッ! ドピュピュピュピュピューーーーーーーーーーーッ!
「アーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
真琴の中に男の精子が大量に注ぎ込まれる。
わずかに灯った炎を消し去るように。一筋の希望を奪い取るように。
いつのまにか大量に零れ落ちた涙が真琴の顔面を覆い尽くしていた。
「ひっひっひ…。まだまだこんなもんじゃねえぞ。こちとら溜まりまくってんだ。お腹がパンパンになるまでやらして貰うぜ」
そんな悪魔のような笑みを浮かべながら男が再び真琴に襲い掛かる。
その時、声が。
真琴の口からわずかばかりの声が奏でられる。
「あぅ…したい…けっこん…」
それは人間の声。
わずかに残った人としての願い。
「あ? 結婚? ったく、ガキのくせに色気づきやがって! お前みたいな白痴をもらっ
てくれる酔狂な男なんていやしねーんだよッ!」
だが、そんなわずかな願いも野獣と化した男の前に無残に打ち砕かれる。
そして続けられる地獄の苦しみ。
悪魔に裁かれる死と隣り合わせの処刑。
「ふーッ! すっきりした。じゃあな姉ちゃん、もうぶつかったりするんじゃねーぞ」
そう言い放ちながら男は意気揚揚と山道を下って行く。
後に残されるのは無残に横たわる真琴の肢体。
あそこからは大量の精液が零れ落ち、ビリビリに切り裂かれた服は原型すら留めていない。
大きく見開かれた瞳は既に何も映さずに木々の隙間から漏れる月の光だけを反射させている。
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