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2003/05/09 (金) 10:21:34        [mirai]
この日、サンヨーオールスターゲームのファン投票第1回中間発表が行われた。
投手の役割やポジションがしっかり固まっていない状態の早過ぎるノミネートにより、
今季も無様な展開が繰り広げられているが
、セ・リーグは例年通り、調子ぶっこいた阪神ファンにより、
1試合も出ていないカツノリやTERUがランクインする一方で、
首位を独走する原動力となっている野手陣もゼブラ今岡がリーグ最多得票となるなど、
順当に票を集め、レギュラー野手8人が全員がトップに立った。
残った投手の3席は4月の月間MVP・人斬り抜刀斎,岩瀬の中日勢と、
ササキ様の記録を破る通算セーブ日本新記録を樹立した高津(ヤクルト)が食い込んだ。
故障者続出の野選病院と化している巨人はゼロ。
通算犠打世界記録を目前にし、五体満足で絶好調であるにも拘わらず、
一線から退いてもなお圧力をかける茂雄の陰謀によりノミネートから外された
名手・川相は聖域ショートで7位,三塁で11位と大苦戦。
一方、パ.リーグは例によって、「よく知らないからとりあえず松坂に入れとけ」
的パ・リーグ音痴の余波で霊感投手・松坂(西武)が
同期生ルーキー・新垣(ダイエー)の倍近い票を稼いで、ぶっちぎりのトップ。
開幕直前で三塁にコンバートされたガッツ(日本ハム)は常連の中村(近鉄)と激戦を繰り広げており、今回は僅か847票差。
最後までもつれる事が予想されるだけに注目だ。
両リーグ最多得票となったのは、打棒爆発で4月の月間MVPを獲得したJ.マッケンジー(ダイエー)で、実に15万1429票を獲得。
カブレラ(西武)が一塁へ戻った事で本命不在となったDH部門では
大不振でしょっちゅうベンチに下がっている山崎(オリックス)が何と暫定トップに立つと言う異常事態が発生。
異常事態と言えば、今回も霊感投手・松坂がDH部門で12位に入った他、ムーア(阪神)が一塁手部門で7位に食い込んでいる。
また、実況を幻惑する魅惑の助っ人・ショート(ロッテ)だが、予想通りポジションが票割れ。
三塁,外野だけでなく、小坂が不動の定位置としてキープし続けている事で
オープン戦,公式戦通じてまだ守った事のないショートでも1875票を稼ぎ、
「ショート・ショート」の実現へファンの期待の大きさを感じさせる結果となった。

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