島配属の自衛隊幹部が個々が貯め込んだ食料を供出し、 酒宴を設けてくれた。 そしたら、何と「天皇皇后は硫黄島の全島を回っていないので、 お友達が出なくなったということはない」との 証言を聞いた。BOQで言えば、山側より海側のほうが問題があり、 210号は問題だと言っていた。 ある日、米軍のパイロットをそこに泊めたら、 翌日は何を聞いても「クレイジー」としか答えなかったそうだ。 島の中は静寂が包み込み、物音一つ聞こえない。 音を出しても闇の中に吸い込まれていくようなそんな気配を感じる。