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2018/09/11 (火) 10:32:49        [misao]
もし、2020年の夏に熱中症による死亡者数が急増する事態となると大変です。
日本ではもう2度と夏のオリンピック・パラリンピックは開催できなくなるので
はないでしょうか。それだけではなく、他の大きなスポーツ大会や万博などの
屋外での集客イベントも真夏には日本での開催は難しくなってしまい、政治的
にも経済的にも我が国の受けるダメージは測り知れません。東京オリンピック
・パラリンピックでも競技開始時刻を早めて対応することを組織委員会は決め
ていますが、併せて2020年のサマータイム制度の導入を安倍総理に正式に要請
しています。「ひとつの解決策かも知れない」と安倍総理が応じたとの報道が
あり、政府・与党内で検討が始まっているようです。サマータイム制度(夏
時間)は過去2005年と2008年に議員立法で導入が検討されたが実現しなかった
経緯があります。既に多くの国々で導入されていて、社会生活上も各国で経験
が積み上っているので、実施上の課題は国民全体の理解とITシステムの手直
しの2点になります。国民全体の理解は今年の夏の暑さの経験と東京オリンピ
ック・パラリンピックの成功を望む気持ちから、以前より一歩進んでいるよう
に思えます。もちろん、反対論もまた多いですが…。

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