草野球でチームの足を引っ張ってジャイアンに怒られたのび太は、すっかりすねてしまいました。 野球の練習をしようとドラえもんが誘っても耳を貸しません。 しまいには「ジャイアンさえいなかったら」と言い出す始末です。 それを聞いたドラえもんは「ふうん……。じゃ、やってみる?」と、のび太に小さなスイッチを渡しました。 それは未来の独裁者が作らせた、“どくさいスイッチ”という恐ろしいひみつ道具で――。