【北京=佐伯聡士】中国の華僑向け通信社「中国新聞社」(電子版)は4日、中国西部・新疆ウイグル 自治区の国境で、6月初め、日本人旅行者2人が、荷物検査の際に、「チベット独立」派を宣伝する 物品を所持していたとして、相次いで物品を没収され、「教育」処分を受けたと伝えた。 2人はそれぞれ、インドやネパールを旅行していた時に、地元住民らから、「チベットを救え」などと 英語で書かれたバッジや、宣伝資料などを受け取り、荷物の中に入れていた。 当局が、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世「一派」による祖国分裂活動に関する「教育」を 行ったところ、「2人の日本人は誤りを認めた」という。 日本人旅行者2人が「教育」処分