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2010/07/10 (土) 15:50:46 ◆ ▼ ◇ [qwerty]~借りぐらしのアリエッティ~
原作はイギリスの作家・メアリー・ノートンのカーネギー賞を受賞した児童
文学『床下の小人たち』。
40年にわたり同作のアニメ化を構想していた宮崎は、企画を担当。監督は
『崖の上のポニョ』で、ポニョの波乗りシーンを描き、宮崎をうならせたと
いうジブリ若手随一の天才アニメーター・米林宏昌が務める。
プロデューサーの鈴木敏夫氏も「ジブリで一番上手いアニメーター」と太鼓
判を押す。
原作は、第二次世界大戦後のイギリス・ファンタジーを代表する作品で、
主人公の身長10センチほどの女の子・アリエッティ一家が人家の床下に住み、
人間から日用品を借りて暮らしていたが、人間に姿を見られたため家を出て
いかなくてはならないことから始まる物語。今回は、現代の東京・小金井に
舞台を移し、アリエッティと人間の少年との出会いと心の交流を描いていく。
映画化の理由として鈴木氏は、宮崎監督の言葉として「借りぐらしという
設定がいい。今の時代にぴったりだ。大衆消費の時代が終わりかけている。
そういうときに、ものを買うんじゃなくて借りてくるという発想は、不景気
もあるけど、時代がそうなってきたことの証だ」と説明。『ゲド戦記』で監
督に起用した宮崎監督の息子である宮崎吾朗氏に続き、新たに監督を務める
米林監督がどのような映像美を見せるのか注目だ。
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